皆さまいかがお過ごしでしょうか。stepです。
今回は「100円ショップに売られている材料でオリジナルの置時計」を作ってみましたので紹介したいと思います。
宜しければお付き合いください。
100円ショップの材料でオリジナル時計は以前も作って紹介したのですが、なぜまた作ろうと思ったかというと、セリアに行った時にこんなものを見つけたからです。
その名も「手作り時計キット」。ただ、これだけではそんなに惹かれなかったのですが、なんと説明に「カチカチ音が聞こえない時計です」と書いてあったので即買いしました。お値段100円。
ちなみに針の色は白と黒の2種類置いてありました。左:針黒タイプ 右:針白タイプ
パッケージの右端に「カチカチ音が聞こえない時計です」と書いてあります
いつも思っていたのですが100円ショップに置いてあるアナログ時計(腕時計、置時計問わず)はとにかくカチカチ音がうるさいんですよね。
なので寝室なんかに置いて、気になりだすともうダメ。
ということで今回は「静かなオリジナル置時計」というコンセプトで作ってみました。
いやはや、どうなることでしょう・・・・(笑)。ほんとに音は静かなのでしょうか?
準備したもの
〇手作り時計キット セリアで購入 100円
文字盤は「少し厚めの文字盤用 3.1mm~8mm」というタイプを購入しました。
stepが行ったセリアには文字盤厚はこの一種類しか置いてありませんでしたが、他にも「薄い文字盤用3mm以下」と「厚い文字盤用8.1mm~13mm」があるようですので、自分の用意する文字盤の厚さに合わせて購入出来そうですね。
パッケージを開けると中身はこんな感じ。
説明書/ムーブメント(本体)/針(時針・分針)/ナット回し
工具までついていて親切。
ムーブメント裏側。単3電池は別売りです。
説明書はとても丁寧に書かれているので、特に迷うことなく組み立てられると思います。又、説明書の裏側には「文字盤用型紙」も付いています。
〇スタンド式 コルクボード&黒板 ダイソーで購入 100円
サイズ約:縦175mm×横120mm×奥行(最大)120mm
片側は黒板タイプ こちらを文字盤として使います。
もう片側はコルクボード
○ROUND LABEL(ポイントシール 極少 5mm) ダイソーで購入 100円
赤・青・黄・緑・白の5色入っています。径5mm
これは文字盤のインデックスに使用します
作り方
それでは早速作っていきましょう。
①文字盤用型紙を切り抜く
一番小さい円で切り抜きました。
②文字盤の上に置いて位置決め
実際に針を置いたりなんかして位置を決めます。
型紙をセロテープ等で固定
③中心の穴を開ける
説明書にも記載がありますが直径9mmの穴が必要です。stepはドリルを使って開けました。
ドリルで穴を開ける時は少し面倒くさいですが、小さい(細い)刃から順次大きい(太い)刃に付け替えながら穴を開けるようにすると材料が割れたりしないで綺麗に開けることが出来ます。
穴あけ完了。
④ムーブメントと文字盤の厚さ調整
開けた穴にムーブメントを取り付けてみると、かなり針が出てしまうので厚さ調整をします
こんな感じのゴムスポンジが家にあったので厚さを増すためにムーブメントに貼り付けました。
基本的に厚さを増せれば何でもいいので段ボールでも木でもゴムでもムーブメントに貼り付ければOK。
横から見るとこんな感じ。ゴムスポンジを2重にして貼りました。
⑤文字盤にムーブメント取り付け
どうでしょうか?左の写真が厚さ調整前で、右の写真が厚さ調整後です。
出っ張りが解消されています。
⑥針の取り付け
針の取り付けの前に、中心出っ張り部分の金具のゴールド色が目立つのでマッキー(マジックペン)で黒くぬりぬり
あまり目立たなくなりました
針の取り付け完了。取り付け手順は説明書に書かれているのでその通りにやればOK
横から見るとこんな感じ
⑦文字盤のインデックス作成
最初に位置合わせに使った「文字盤用型紙」をもう一度当てて、インデックスの貼り付け位置を決める(鉛筆で位置に印を付けておく。穴あけ時に決めちゃってもよかったですね)。その後、インデックス「ROUND LABEL(ポイントシール 極少 5mm)」を鉛筆で印を付けた位置に貼り付ける
⑧電池を入れて、オリジナル置時計の完成。
電池を入れて・・・
こんな感じで完成しました。
使用感・おもうこと
手作り時計キットを使っているので簡単にオリジナル時計が作れました。stepはこのような材料を選びましたが、文字盤に使用する材料はアイデア次第で無限大。100円ショップに行けば沢山見つかりますし、家の中を探せば面白いものが見つかりそうですよね。
正面から
右サイド。ムーブメントが丸見えですので上の三角部分だけでも何かで目隠ししてもいいかも。
左サイド
裏側
裏側はコルクボードになっているので、ちょっとしたメモを貼り付けたり出来ます。
画鋲もさせますが、裏に飛び出ます(笑)。
そして肝心の音ですが、静かです。カチカチ音しません。
もう、これだけで十分です。満足。満足。
あとは、フレーム部分を塗装してもいいし、文字盤が黒板になっているのでインデックス・ロゴ等を自分でチョークや色鉛筆で書いてもいいし、完成度を上げていくと楽しいかもしれません。
↑こんな感じで文字を入れることも・・・。なんか薄いし、いきなりダサくなりましたが(笑)。色鉛筆よりチョークのほうがいいのだろうか? もちろん消すことも出来ますので失敗を恐れずに書けますよ。
今回は「100円ショップの材料でオリジナル置時計を作る」そして、「静かな置き時計」をコンセプトに作ってみましたがいかがだったでしょうか。
もし興味があったら100円ショップに行った時に「手作り時計キット」を手に取って、世界で一つのオリジナル時計を作ってみて下さい。
ちなみにstepのようにムーブメントの余計な厚さ調整をしないで済むように、文字盤(本体)の材料を先に決めておいた方がいいかもしれません。
それでは、今回はこの辺で。皆様の時計選び・時計ライフの何かの参考になったら嬉しいです。最後までお付き合い頂きありがとうございました。腕時計に乾杯!