カシオA164WA-1(チプカシ)をレザーを使ってカスタム
どうも。stepです。前回の「チープカシオF-91Wのカスタム」に引き続き今回は「カシオA164WA-1」のカスタムを紹介します。いい時代になりましたよね。高性能で、しかもメタルバンドの時計がとてもリーズナブルな価格で購入できるんですから。
CASIO A164WA-1の説明はこちらです。(カシオ公式ホームページより)
カスタムのあれこれ
今回のカスタムは以下の2点です。
・反転液晶化(偏光フィルム:片面粘着タイプ)
・文字盤に本革貼り付け(革は高級そうに見えるという勝手なstepの思い込みから選びました)
手順
1.時計裏蓋の4本のビスを外す。
2.モジュールを慎重に取りだす。
3.モジュールの文字盤の偏光フィルムを剥がす。(角をカッターで少し持ち上げてゆっくり丁寧に剥がす。)
4.偏光フィルムを剥がした跡がモジュールに残るので、ベンジンや除光液で綺麗にふき取る。
5.用意した偏光フィルムをモジュールの液晶表示部に当てて回転させながら反転する角度を見つけ、剥がしたものと同じ大きさでカットする。
6.文字盤に偏光フィルムを貼りつける。(片面粘着なので簡単です)
7.ケースから風防を取り外す。裏から風防に親指でゆっくり力をかけていくと周りから少しずつ剥がれていきます。(力をかけすぎると割れますので注意が必要)
8.風防の裏の塗装を落とす。(残したい線やロゴにマスキングテープを貼ってそれ以外の塗装をティッシュや布に除光液を付けてこすり落とします)
9.マスキングテープを剥がす。(勢いよく剥がすと残したい塗装部分が一緒に剥がれてしまう可能性があるのでゆっくり慎重に)
10.革を風防に合わせてカット。その革をカッターや革スキを使って薄くする。(カットしてから薄くするか、薄くしてからカットするかはお好みで)
11.風防・革・ケースを接着剤及び両面テープを使って貼りつける。
12.分解した逆の手順で組み上げる。
13.ボタンが正常に機能するか確かめる。
14.完成
今回は風防をケースから外した後に、一部の文字と時刻表示の周りの枠線は消さずに残しました(茶色いレザーが見える部分が除光液で消した部分です)。stepはレザークラフトも好きですので、「革のはぎれの詰め合わせセット」をインターネットや手芸店で購入したりします。そのはぎれを今回文字盤に貼り着けました。ただし、そのままの革は文字盤に仕込むには厚すぎましたので、カッターや革を薄くする「革スキ(へらのようなもの)」を使用して裏側を少しずつ削り落とし、出来る限り薄くしました。何度か調整を繰り返し最終的に文字盤に革を仕込み、ケースにおさめました。
ちなみに革のはぎれは、牛革セット、豚革セット、あとバラエティセットなど色々販売されてますので自分が気に入ったものを一つ購入しておくとアイデア次第で何かと便利に使えますよ。
カスタムは楽しいですね
やっぱり改造やカスタムの魅力は自分だけの一台を作れるということですよね。今回の時計はベルトはステンレスのままですが、文字盤に合わせて革ベルトにしてみるのもさらに高級感がでて面白いかもしれませんね。 stepはつい、色々いじりたくなってしまいます(チープカシオは安いものだと1000円前後から買えますし)。まあ出来は???色々意見もあると思いますが。でも楽しいからこれからも続けていきたいですね。
ではでは。今回も最後までお付き合い頂きありがとうございました。腕時計に乾杯!