皆さまいかがお過ごしでしょうか。stepです。今回は「サンヨー (SANYO)のオールドデジタル腕時計」です。詳しい型番等がわからないのですが、気に入っている時計ですので紹介させて頂きたいと思います。
三洋電機(サンヨー)と言えば今はパナソニックの機能子会社ですね。と言っても松下電器産業(現パナソニック)と三洋電機はもともと深い関係にあったのですが、詳しくはwikiで。また、サンヨーと言えば家電や電池(エネループ)なんかのイメージが強かったと思いますが昔は腕時計を作っていた時期もあったんです。しかも結構色々なデジタル時計を発売していました。今回紹介する腕時計もそんな時代のものです。おそらく1970年代から80年代の時計だと思いますが、この頃は日本でデジタル時計が熱かった時代でもあり、各社競って発売していましたね。
オールドデジタルは質感が高い
オールドデジタルでいつも思うことは、非常に質感が良いということです。まあ当時のデジタル時計は価格も結構高かったので出来が良いのは当然なのかもしれません。いいものを作ってやろうという情熱があって、安く作ろうという感じがしないです。 価格も1万以上は当たり前で2万・3万なんていうのもザラだったようです。なので現代のチープカシオのような時計ももちろん好きなのですが、メーカー問わずにオールドデジタルは今でもフリマサイトやヤフーオークションなどでも取引されていますので良い個体が安く手に入れば凄くお得感があります。70~80年代のデジタル時計は楽しくて、stepもいくつか持っていますがどれも気に入って今でも良く着けています。周りと被ることもほぼありませんしね(笑)。ただ、当然古いものですのでリスクがありますのでその辺は価格との相談で検討するしかないですかね。
フェイス
右サイド
左サイド
使用感や思うこと
レザーブレスと合わせてみました
どうでしょうか。このサンヨーのデジタル。ケースの丸いフォルムがとても気に入って昔購入しました(詳しい型番等はわかりません、すみません)。 見た目よりズッシリしていて意外と高級感・装着感があります。 また、文字盤の曜日の表記ですが曜日がドンと表示されるのではなく、一列に並ぶ曜日の上に棒線印が付くという非常にレトロチックかつ昭和な感じの雰囲気が今にはないデザインでとても気に入っています。それと、ステンレスのメッシュベルトが最高で、非常にきめ細かくしなやかで手首にピッタリフィットします。めちゃくちゃ着けごごちが良いです。バックルもスライド式で調整も細かく出来ますのでよりフィット感も高まります。
丸みのあるケース
大きさもちょうどいい。
しなやかなメッシュベルトにスライド式バックル
懐かしいサンヨーのロゴ入り
電池の蓋はねじ込み式
サンヨーのオールドデジタルで気を付けないといけない事は「現在生産されていない電池」が使用されているものが多い事です。同じ電圧の電池を選んで、加工して電池の厚み増したりすれば使用も出来なくはないですが本来の使い方ではないのでおすすめ出来ません。ですのでもし手に入れる際はこの電池の件は覚えておいた方がいいポイントですし、出来るだけ確認してから購入をした方がいいです。stepのサンヨーデジタルは、一応今でも購入出来る電池(sr1120sw)を使用していますのでもうしばらくは楽しめそうです。裏側の電池の蓋もねじ込み式で質感の高さを感じますね。
スペック
【駆動】 クォーツ 電池式 (sr1120sw)
【サイズ】幅:約34mm 高さ(ラグの付け根まで):約34.5mm 厚さ:約8.5mm
【重さ】約58g (ベルト含む)
【ケース】 ステンレス
【風防】ガラス
【防水】日常生活防水だと思います
【ベルト】 ステンレスメッシュベルト ラグ幅:18mm スライドバックル式
【その他機能】時刻と日付・ストップウォッチ・ライト
ちなみに文字盤の 「DATE」 「S.T.W 」及び「曜日SUN~SAT」は液晶表示ではありません
まとめ
今回は 「サンヨー (SANYO)のオールドデジタル腕時計」の紹介でしたがいかがだったでしょうか。今はもう腕時計は作っていないメーカーですが、当時作られたものが今でもしっかり時を刻んでいると思うとなんか歴史を感じますね。 チープカシオやチープシチズンじゃなくて何かないかな・・・。なんて思っている方は70年から80年代のオールドデジタルを探してみるのもいいのではないでしょうか。サンヨー、カシオ、セイコー、シチズン、オリエント、リコー・・・各社こぞって良い製品を発売していた時代でもありましたので、お気に入りの一本が見つかるかもしれません。
それでは、今回も最後までお付き合い頂きありがとうございました。腕時計に乾杯!