皆さまいかがお過ごしでしょうか。stepです。今回は「セイコー(SEIKO) オールドデジタル F231-500B」を紹介したいと思います。この時計はシリアルナンバーから1970年代後半の製造だと思われます。今から40年位前の時計ですね。当時はまだまだデジタル時計の値段も高くて、定価2~3万円位してたものが多かったのではないでしょうか。ただ、いつもこのブログでも言っていることですが、この頃のデジタル時計は安く作ろうとしている感がないので小型・薄型でもズッシリしているし、ベルトもしなやかで全体的な質感が高いです。なので共通の感想はいつも質感が高いのはもちろんのこと、着けると腕への納まりが良いのでとても気持ちが良い、レトロなデザインが今だから新鮮で良い、手に入れやすい価格 、周りと被らない、といったような大体似たような感想になってしまいます(笑)。まあ、それくらいこの辺の年代のデジタル時計は個人的に好きですしおすすめです。逆にデメリットもいつも一緒で古いものなので壊れるリスクが高い。といったところでしょうか。
このデメリットを出来るだけ回避するには、「現在も稼働していること」を条件に探していくのが良いんじゃないかと思います。よくフリマサイトやオークション等を見ていると「電池切れ、もしくは電池を入れ替えれば動くかもしれません」等のコメント付きで取引されているものをよく見かけます。その時計のデザインを気に入っていると「動くんじゃないかと、いや動いてほしい」なんていう希望的観測が働いてどうしても買いたくなっちゃうんですが、ある意味賭けになってしまうのでその辺はグッとこらえて現状稼働済を狙っていくのがやっぱり安心だと思います。それでももちろん壊れる時は壊れますけどstepの経験上稼働品を購入してすぐに壊れた経験は少ないので。
小型・薄型です。どうでしょうか。
スペック
【駆動】 クォーツ 電池式
【重さ】約50g (ベルト含む)
【ケース】 材質:ステンレス 約:縦32mm(ラグ含む)×横29mm 厚5.5mm
【風防】ガラス
【ベルト】 ステンレス ラグ幅:18mm シングルロック式バックル
【防水】-
【その他機能】時刻・デイデイト
フェイス
裏蓋 はめ込み式
右サイドより
左サイドより
シングルロックバックル
装着感・思うこと
装着感は先も書きましたが、純正ステンレスベルトもしなやかですので良好です。又、サイズ感が絶妙で小型かつ薄いので袖に引っかかることもなく着用していてまったく気になりません。私は手首が細い方ですので結構しっくりきますね。次にデザインですが、見ての通り実にシンプル。ケースのサイドには操作ボタンがないのでよりスッキリした印象です。 機能もシンプルで、時刻・デイデイトのみで必要最低限です。 バックライト・アラーム・ストップウォッチ等の機能もありません。 操作は前面にアクセントカラーでもある紺色のボタンが2つ付いているのでこれで行います(左ボタンはSELECT、右ボタンはSET)。
四隅のリベットで打ったようなデザインもなかなか良いですよね。
自作のレザーブレスと一緒に。
小型でシンプルな時計ですのでちょっとボリュームを出したい時にはブレスと一緒に着けるのもアリかなと思います。どうでしょうか。
まとめ
今回は「セイコー(SEIKO) オールドデジタル F231-500B」の紹介でした。 F231のシリーズには数種類の型 F231-4000・4009・4010・4019や500B等々あるようです。基本はどれも前面にボタンが2つで共通のデザインですが、細かな違いやカラーもゴールド・ブラック・シルバー、前面のボタンも丸型以外に横長ボタンのタイプもあります。もし興味がありましたら「SEIKO F231」で検索すると色々出てきますので見て頂くとわかると思います。
この辺の年代のデジタル時計は今でも手に入れることが可能ですので、周りとはちょっと違う時計をという方は探してみるとお気に入りの一本に出会えるかもしれません。低価格でカスタムも楽しめるチープカシオ、アップルウォッチを始めとする高機能で便利なスマートウォッチも魅力的ですが、敢えて70~80年代のちょっとオールド感漂うデジタル時計をチョイスするなんていうのも面白いのではないでしょうか。良いコンディションのものに出会えれば質感は高いものが多いですので私の中では結構おすすめです。
それでは、今回はこの辺で。最後までお付き合い頂きありがとうございました。腕時計に乾杯!