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NAVA design(ナヴァ デザイン)Tempo Libero。時間がわかりにくいのもデザインの斬新な時計。

nava design(ナヴァデザイン) tempo libero(テンポリベロ)
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皆さまいかがお過ごしでしょうか。stepです。

今回は「NAVA design(ナヴァ デザイン)Tempo Libero」の紹介をしたいと思います。

この時計は近所の時計屋さんで見つけて(中古)、そのシンプルかつ面白いデザイン、そしてブランドコンセプトに惹かれて購入したものです。

nava design tempo libero 着用イメージ

NAVAは1922年にアッティロ・ナバによって設立された印刷会社で、グッチ・プラダ・ブルガリ・アルマーニ等の錚々たるブランドのカタログやポスターの印刷を手掛けることで有名な会社です。そんなNAVAの製品を製造する部門として1970年に誕生したのが「NAVA design」です。

NAVA designの時計のコンセプトはミニマリズムとアイロニー(皮肉)。時間を知るという目的を敢えてわかりにくいデザインにすることで、逆に正確な時間を知ろうとするということへの皮肉が込められています。

この時計(Tempo Libero)をデザインしたNAVAのクリエイティブデザイナーのデニス・グイドーネは「単に腕時計をデザインするのではなく時間をデザインしたかった。」と語っています。

最初、この時計を見た時に斬新なデザインにグッと引き込まれました。一瞬、針が取れちゃってるのか?なんてことも頭をよぎりましたけど(笑)。

分針(赤い針)が文字盤をダイナミックにそして自由に飛び回る姿は一つの世界を感じました。

この時計の名前のtempo libero とはイタリヤ語で「自由な時間、余暇」という意味だそうです。正に自由な時間にピッタリな針の動きですね。

nava design tempo libero 着用イメージ2

その後、ブランドのコンセプトを知っていくうちにどんどん欲しくなってしまった感じですかね。ただ、ケースサイズは36mmでそこそこの大きさですが、ラグ幅が16mmでベルトが細いのでレディースという位置づけなのかなと少し迷いましたが、購入しました。

購入後に調べていて知ったのですが、ワンサイズ上のケース径42mmタイプもあるようでこちらがメンズサイズということなのでしょうか?よくわかりませんが。個人的にはケース径は36mmの方が好みです・・・。

案の定、ベルトの関係で着ける事はあまりありませんでしたが、時計として凄く気に入っているので大切にしています。今度レザークラフトでちょっと太く見えるベルトでも作ってみようかな。

そんなこんなでしばらくしまったままだったので電池が切れていました。まずは電池交換をしてみましょう。

電池交換

nava design tempo libero 電池交換

まずはベルトを外して・・・ 新古品だったので裏蓋のシールが貼られています。

nava design tempo libero 電池交換2

裏蓋(縁に窪みがあるので)を「こじあけ」で開けて・・・

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nava design tempo libero 電池交換3

白いプラスチックベロの下に電池があります。

nava design tempo libero 電池交換4

プラスチックスペーサーを取り外して・・・

nava design tempo libero 電池交換5

電池は「SR626SW」ですね。 まとめて買った方が安かったりする

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nava design tempo libero 電池交換6

あとは電池を外して新しい電池を入れるだけ。

stepが電池交換の時に使っているのはプラスチック製のピンセットです。電池のどこを持って作業してもショートして電圧が不安定になる心配もないので安心です。

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nava design tempo libero 電池交換完了

裏蓋を閉めて電池交換完了

無事動き出して一安心

仕様

【駆動】クウォーツ 電池:SR626SW

【ケース】ステンレスケース ケース径:約36mm 厚さ:約10mm

【ベルト】 本革ベルト ラグ幅:16mm

【重さ】約43g

【防水】 3気圧防水(日常生活防水)

【風防】 ミネラルガラス

【主な機能】 2針時刻表示

nava design tempo libero フェイス

フェイス

nava design tempo libero フェイス2

風防はフラットガラス

nava design tempo libero 裏蓋

裏蓋

nava design tempo libero 右サイド

右サイド

nava design tempo libero 右サイドロゴ

ケースサイドには「NAVA」のロゴが刻印されています。

nava design tempo libero 左サイド

左サイド

nava design tempo libero 尾錠 ブラック

尾錠もブラックで統一されています。

時間の読み方と思うこと

nava design tempo libero 時間の読み方

この時計は2針仕様です。白い針が時針、赤い針が分針で、ベゼル部分に12時間の印があります。

読み方としてはそれぞれの針の先端が差している所を読む感じです。(上の画像は11時7分)

nava design tempo libero 時間の読み方2

ちなみに12時ジャストはこんな感じ

まあ、秒針もないし、分単位で目盛りがある訳ではないので度正確な時刻はわからないです。

また、瞬時に時刻が把握できないので(慣れかもしれないですが)、時間にシビアな感じの人は日常使いは厳しいですね。何かしらの失敗をやらかしそうです。

なので、バカンスや心にゆとりがある時に着けないとマジでイライラします(笑)。でもそんなところが魅力的な時計なんです。ブランドのコンセプトにどっぷりハマっていますね。

まとめ

今回は「NAVA design(ナヴァ デザイン)Tempo Libero」という時計でしたが、とてもブランドコンセプトが面白かったので紹介しました。

まるでアート作品のような腕時計です。シチュエーションを選ぶ時計ですが、人と被ることはあまりなさそうですし、超個性的な時計を探している人にはおすすめです。また、着けていると注目される時計でもあるので会話のネタに・・・なんてこともあるかもしれません。

nava design tempo libero 着用イメージ3

ちなみに、NAVA designはTempo Liberoの他にも色々なデザインの時計を販売していますので探してみると超面白いですよ。それぞれ時間の読み方に迷う(笑)。

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それでは、今回はこの辺で。皆様の時計選び・時計ライフの何かの参考になったら嬉しいです。最後までお付き合い頂きありがとうございました。腕時計に乾杯!