どうも。stepです。今回は腕時計に装着して、簡単にお気に入りの腕時計のイメチェンができる腕時計の服のようなもの「ウォッチレザーマスク」の紹介です。といってもこれは販売しているものではなく、stepが制作したものです。勝手に 「ウォッチレザーマスク 」と名付けました(笑)。stepはレザークラフトも趣味ですので革製品が大好きです。気軽に・そして腕時計を傷めずに見た目をガラッと変えられないかなと思ったのが制作した切っ掛けです。既存のベルトもそのまま使える仕様にしたので、ベルトの色や素材との組み合わせで結構色んなイメージに変更できて楽しいです。飽きたらマスクを外せばいいだけですからね。
今回紹介するものの他にも今までに何種類か制作していますので、その紹介はまた別の記事でしたいと思っています。何種類かといっても革の色・素材やステッチの色を変えたものですので基本的な造りは同じです。
大まかな制作工程
制作の工程を本当に大まかに紹介すると、最初に木型を作ります。型は木材でもいいし、MDFのような木質繊維を原料とする成型板でもいいのですが、stepはMDF板をいつも型につかっています。木型が完成したら、その型に合わせて革に立体的な時計の型をつけていきます。(このように革に模様や型を付けたりすることを「革を絞る」なんて言います。)
時計の型がついた革が完成したら、後は切ったり・縫ったり、木端処理(着色や磨き) したりして全体を整えて完成。
とまあ、こんな感じです。革の厚みや、木型の押しつけ具合で革の型が変わってきたり、うまく型が付かなかったりと調整が必要ですし、作業自体が細かいので意外に手が掛かります。
中型サイズ位なら色々な時計に装着できます
基本的に腕時計にかぶせるだけなので厳密なサイズ合わせは必要ありません。隙間があいたり、時計の操作がしずらくなったり、多少造りが粗くてもてもstepは気にせず着用してます。その辺は自作ということで。サイズとしては中型の腕時計ならだいたい装着できるように制作しています。
楽しみ方は人それぞれ
腕時計の楽しみ方は人それぞれだと思います。違う時計を購入したり、ベルトを変えたり、塗ったり・貼ったり・デコレーションしてみたり、液晶の色を変えてみたり、はたまた、腕時計をいじるなんてとんでもないぞ、なんていう方も当然いるかと思います。色々な楽しみ方がある中の一つに今回紹介した「ウォッチレザーマスク 」 みたいなカスタムがあってもいいんじゃないかと思っています。
装着した時計は「オメガ OMEGA ダイナミック 5200-50」と「グランドセイコー 6246-9000 通称62GS」です。グランドセイコー62GSのような少々お固めの印象の時計に装着すれば、カジュアルな服装の時にも合わせやすくなるのではないでしょうか。
それでは、今回は腕時計のカスタムパーツ 「ウォッチレザーマスク 」 の紹介でした。
別記事の「加水分解したGショックの活用法を考える」でもウォッチレザーマスクを紹介しています。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。腕時計に乾杯!