皆さまいかがお過ごしでしょうか。stepです。今回は「セイコー ジウジアーロ・デザイン w680-4070 復刻版限定 ゴールド」を紹介したいと思います。ジウジアーロ(ジョルジェット・ジウジアーロ)と言えば車が好きな人なら誰もが知っている世紀の天才デザイナーです。日本車で有名な所でいえば マツダ ルーチェ ・いすゞ 117クーペ ・ いすゞ ピアッツァ・スバル アルシオーネSVX・初代 日産マーチなどです。海外でいえばデロリアン(映画 バック・トゥ・ザ・フューチャーのタイムマシンとして有名)・ アルファロメオ 159 ・初代フォルクスワーゲン ゴルフ・その他 BMW・SAAB・マセラティ・ランチア・ルノー等々沢山のメーカーの車のデザインをしています。そんな天才デザイナーがSEIKOとコラボレーションした時計の復刻モデルです。
最近(2018年)に2度目の復刻がありましたが、今回紹介する時計は1999年に3000本限定で最初に復刻されたモデルで、オリジナルにはなかったゴールド色です。
オリジナルモデル(1983年発売)は「四輪車・二輪車のドライバーの腕によく似合うウオッチ」がコンセプトで開発されました。この復刻版でもオリジナル同様、回転式のベゼルを回すことでモードを切り替える仕組みになっています。又、バイクや車のハンドルを握った時に時刻や表示が確認しやすいように液晶に20度傾斜がつけられています。傾斜もまたこのモデルの特徴的なデザインになっていますね。
スペック
【駆動】 クォーツ 電池式 (CR-2025)
【ケース】ステンレス 約:縦47mm×幅41mm(リューズ 除く)×厚14mm
【重さ】約111g
【防水】 10BAR
【風防】 ガラス
【ベルト】 ステンレス ラグ幅:20mm プッシュバックル
【主な機能】 時刻・アラーム・ストップウォッチ・プリセットタイマー(3MIN/5MIN/10MIN/15MIN)・ELバックライト
1999年復刻モデル
1999年復刻版はオリジナルと比べると機能が削られているとか、字体が違うとか、ケースが大きいとか、復刻度が低いなんて言われている部分がありますがstepは購入当時オリジナルの存在をあまり知らなくて、この復刻モデルをみて欲しいと思いました。なのでそんなにオリジナルに拘りがある訳ではないのでその辺は特に気になりません。それにオリジナルの良さは十分引き継がれていると思いますし、機能・使い勝手は申し分ありません。そもそもゴールドを選んだ時点でオリジナルにはないカラーですからね(笑)。ただ、ケースサイズに関してはオリジナルの小ぶりなケースには魅力を感じています。
正面
右サイドより
左サイドより
裏ぶた上部にはシリアルナンバー○○/3000が入っています
ケースにそって風防も曲線になっています
プッシュバックル
ちなみにこのゴールド色、とても落ちついたゴールドですのでギラギラ感や安っぽさもなく意外と色んな服装にも合わせやすいので気に入っています。
2018年復刻モデル
2018年に復刻されたモデルではよりオリジナルに忠実(サイズ・表示・機能等)に復刻されました。又、ステンレスベルトが板金加工(いわゆる巻き仕上げ)から無垢化したり、ELバックライトを搭載といった現代の仕様も組み込まれています。
オリジナルはもう35年前のデジタル時計ということもあってなかなか状態の良い個体も減ってきているし故障のリスクも高いですよね。なので2018年の復刻モデルは非常にオリジナルに忠実ですしジウジアーロの個性的・実用的なデザインを身に付けられることはもちろんのこと、何より機械が新しいのでこの先何年も心配なく日常でガンガン使っていけるという大きな魅力があります。デメリットがあまり見つかりませが、ちょっと高いということくらいでしょうか。
このシリーズは非常に人気もあり、限定何本というような販売の仕方ですので気に入って、もしどこかで見つけたら迷わず買いかもしれません。しばらくは復刻もなさそうですし。ちなみに色々なセレクトショップとコラボもしていますのでそちらのカラーを探してみてもまた面白いと思います(ビームス、ナノ・ユニバース、ユナイテッドアローズ、エストネーション、シップス、バーニーズニューヨーク)。なんだか記事を書いていたらだんだん2018年の復刻が欲しくなってきてしまいましたよ。でも1999年の復刻持ってるしなあ。 なんだかんだ言ってこれももう20年前のデジタル時計になっちゃいましたが(笑)。
まとめ
今回は 「セイコー ジウジアーロ・デザイン w680-4070 復刻版限定 ゴールド」 の紹介でしたがいかがだったでしょうか。1983年・1999年・2018年と35年にもわたって復刻をしながら今でも愛されるセイコー ジウジアーロ・デザインはさすがですね。無駄のない機能美。優秀なデザインは引き継がれていくものですね。この先もずっと愛されていく時計だと思います。
それでは、最後までお付き合い頂きありがとうございました。腕時計に乾杯!