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SEIKO LOAD MATIC セイコー ロードマチック 5601-9000  昭和の雰囲気が心地いい。

セイコー ロードマチック 5601-9000
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皆さまいかがお過ごしでしょうか。stepです。今回はオールドセイコー「SEIKO LOAD MATIC 5601-9000」を紹介したいと思います。このモデルは1970年代人気を誇ったとても実用的な時計です。シリアルナンバーから1975年製だと思われますのでかれこれ40年以上前の時計ですね。1960年代~70年代というと国産メカニカルウォッチの全盛期ですのでその頃の時計ですね。 令和元年の現在も日差±1分以内で元気に時を刻んでいます。これなら日常使いにも十分ですな。

セイコー ロードマチック 5601-9000 着用イメージ

この時計はキャリパーは56系、自動巻き、ワンピースケース、全数字ダイヤル、文字盤には絹目模様が施されています。又、手巻き機能とハック機能も付いています。

※ワンピースケースとは裏ぶたとケースが一体になっているケースです。

よく56系ロードマチックではカレンダーの揺動レバーが部品として弱いといわれていますが、このモデルにはもともとカレンダー機能はないのでそういった意味でも安心出来ます。又、カレンダーがないぶん全数字ダイヤルが映えて、スッキリとしたシンプルなデザインも魅力です。

セイコー ロードマチック 5601-9000 ワンピースケース

ワンピースケースの為、裏ぶたに継ぎ目がないのがわかるでしょうか。

型番・シリアルナンバーからわかること

今回紹介するロードマチックシリーズは非常に種類が多く100を超えるという話もあります。そのうちの多くがデイトやデイデイト機能がついており、ノンデイトタイプは型番で言うと5601-9000、5601-7000、5601-7010のわずか3種類だそうです。当時はデイト機能が主流で人気があったのでノンデイトはあまり売れなかったのでしょうか。いずれにしてもロードマチックはその種類の豊富さからもわかる通りまさに昭和の良き時代の勢いを感じる時計ですね。

セイコー ロードマチック 5601-9000 フェイス

さて、私の所有する5601-9000という型番からわかることをお話すると、まず最初の2ケタでキャリパー 番号(ムーブメント)、3桁目はシリーズ番号(0→ロードマチック・2→キングセイコー・4→グランドセイコー)、そして次のハイフン以下4桁の数字は最後の桁が0の場合は初期モデル、次期モデルは1、さらにその次のモデルは2のように下一桁が増えていくようです。

次に個体番号(シリアル)からわかることは、例えば「567890」という個体番号だとすると、最初の1桁が西暦末の年、2桁目が製造月、残りの4桁は純粋な個体番号です。ただ、これだけだと1955年6月なのか1965年6月なのか1975年6月なのか・・・どれでも当てはまってしまいわからないのですが、その辺はロードマッチックが70年代の時計だということは調べればわかるので1975年の6月製造ということが一応特定できます。結局2つの型番と個体番号の話を総合すると「5601-9000・個体番号567890」は「56キャリパー搭載・ロードマチック・初期型・1975年6月製造の時計」ということになります。

セイコー ロードマチック 5601-9000 裏蓋

ロードマチックに思うこと

私がこの時計を気に入ったポイントとしてはいくつかあるのですが、書いてみますね。

1. シンプルな3針 (デイト・デイデイト機能がないので56系キャリパーの弱点であるカレンダー揺動レバー故障のリスクがない)

2.見やすいアラビア数字

3.文字盤の絹目模様

4.温かみとクラシック感のあるプラ風防

特に3番目の絹目模様には何となく昭和の香りと和のテイストを感じてとても気に入ったので迷わず購入しました。まあ、良く見ないとわからない位の模様ですけど(笑)。

文字盤の下部には諏訪セイコーのロゴマークもしっかり刻まれていますね。この時計は中古時計屋さんの実店舗で購入したので試着もしましたし、整備状況の話も聞けたのでそういった意味では安心して購入できました。又、この時計の純正のステンレスベルトがなかなか優秀で、高級感はあまりありませんが柔らかく手首の形状に良くフィットするので着け心地が非常に良いのです。このモデルは中古市場でもタマ数は多く価格も手頃なので、アンティーク・オールド時計の入門にちょうどいいなんて言われているみたいです。たしかにワンピース構造で他のオールド時計に比べれば防水性もありそうですし、余分な機能もないので壊れにくそうですね。と言っても古い時計ですので水濡れ厳禁・定期的なメンテナンスは必要です。

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セイコー ロードマチック 5601-9000 プラ風防と純正ステンレスベルト

ステンレスベルトはセンターが4連タイプということもありフレキシブルなので装着感が思いのほか良好。又、丸みを帯びたプラ風防もクラシック感があっていいですよね。

セイコー ロードマチック 5601-9000 バックル

バックルにはLM(load matic)の文字。

セイコー ロードマチック 5601-9000 レザーベルト

レザーベルトに交換した状態。こちらの雰囲気も好きです。文字盤の絹目模様もわかるでしょうか。

セイコー ロードマチック 5601-9000 レザーベルト 全体写真

どうでしょうか。

スペック

【駆動】機械式(自動巻き)  23石・6振動 

【ケース】ステンレス 約:縦41mm×幅35mm(リューズ 除く)×厚9mm

【重さ】約63g

【防水】 古い時計なので整備状況で変化

【風防】 プラスチック

【ベルト】 ステンレス ラグ幅:18mm  

【主な機能】 時刻  手巻き機能 ハック機能

まとめ

今回はオールドセイコー「ロードマチック 5601-9000 ノンデイト」を紹介しましたがいかがだったでしょうか。アラビア数字タイプなのでガチガチのビジネス時計といった感じから少し離れて柔らかい雰囲気も持ち合わせている気がします。デザインはザ・シンプルですし、サイズも35mmとちょうどいい。色々なシーン(ビジネスはもちろんカジュアルな服装でも)で着用することが出来て、とても活躍してくれる時計です。もし、あまり時計には詳しくないけど昔の雰囲気を持ち合わせたちょっとオシャレな時計が欲しい。だけど失敗はしたくないなんていう人には時計選びの一つとしておすすめです。ベルトもレザーに交換するとまた全く違う雰囲気も楽しめますよ。

セイコー ロードマチック 5601-9000 ステンレスベルト 着用イメージ

純正ステンレスベルト。

セイコー ロードマチック 5601-9000 レザーベルト 着用イメージ

レザーベルトもなかなかいいと思いませんか。

セイコー ロードマチック 5601-9000とグランドセイコー 6246-9000

以前紹介した「グランドセイコーの6246-9000 通称62GS」とツーショット。どちらも私のお気に入りです。

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それでは、今回も最後までお付き合い頂きありがとうございました。腕時計に乾杯!