皆さまいかがお過ごしでしょうか。stepです。今回紹介する時計は「オメガ シーマスター300 プロフェッショナル」です。ちなみにstepが所有するモデルはクウォーツ仕様で、型番は2264.50。
この時計は10~15年位前に購入したもので、これぞダイバーズウォッチといったオーソドックスなデザインと黒い波型柄(ギョーシェ仕上げに入るのかな)の文字盤が全体に奥深さを感じさせます。当時は一目で気に入ったのでちょっと無理して(笑)購入したのを思い出します。
夏といえば海、海と言えばシーマスター。今は新型コロナの関係で海などには行きませんが、近くのスーパーに買い物には行くので久々に着けて出かけようと思ったら電池が切れてましたのでまずは電池交換から。本当は時計専門店で電池交換・防水テストをして本来の性能を維持すべきだと思いますが、この時計は前回も自分で電池交換していますし、私の場合は海やプールに潜ったりするわけでもないので今回も自己責任で電池交換をしました。
ここ数年はSEIKOのマリーンマスター(ツナ缶)ばかり着けていたのであまり出番がなかったシーマスター300ですが今年は復活してヘビーローテーション中です。
電池交換
それでは、電池交換の様子から。
交換電池はSR927SWですね。
スクリューバック方式の裏蓋を外すと中蓋(モジュールカバー?)があります。
中蓋は置いてあるだけなので持ち上げれば簡単に外れます。
パッキン及びケースのヨゴレを落として(この時にゴミが機械部分に入らないように細心の注意を払って作業)シリコングリスを塗って組付ける。
ボタン電池を交換して逆の手順でくみ上げて電池交換完了。
無事に時を刻み始めて一安心。
仕様
【駆動】 クォーツ 電池式 (SR927SW)
【サイズ】横:約41mm(リューズ除く) 縦:約47mm(ラグからラグ) 厚さ:約12mm
【重さ】約132g
【ケース】 ステンレス
【風防】サファイヤクリスタル
【防水】300m
【ベルト】 ステンレス・プッシュ式バックル
【その他機能】デイト表示・ 逆回転防止機能ベゼル・※エスケープバルブ(10時方向のリューズ)・ハック機能(秒針停止) ・ねじ込み式リューズ
フェイス
右サイド
左サイド(見えてるリューズはエスケープバルブ)
裏蓋にはオメガシーマスターの象徴でもある海獣のシーホースが刻印されています。ちなみにシーホースはギリシャ神話に登場する海の守護神です。
プッシュ式バックルなので脱着はストレスもなく楽ちん。
使用感・思うこと
サイズは41mmとダイバーズウォッチでは一般的なサイズ感だと思います。文字盤のインデックスも大きく視認性は良好ですし、重さはそこそこあってどっしりとした着け心地ですがステンレスのベルトはしなやかにフィットするので着けていて疲れる事もありません。また、逆にそのどっしりとした着け心地が高級感、所有感を満たしてくれます。この辺はさすがオメガって感じですね。
そして一般の時計ではあまり見ない機能【その他機能】でも書いたエスケープバルブ(10時方向のリューズ)についてですが、これは※飽和潜水の際に時計に入り込んだヘリウムを時計の外に逃がす機能です。深く潜った後、浮上する際にヘリウムを逃がしておかないと気圧の差によって時計が破裂する可能性があり、さらに破裂した場合はその破片等でダイバーに危険が及ぶ可能性もありますので飽和潜水で使用する時計にはとても重要な機能です。
※飽和潜水とはプロの潜水士が深海に潜る際の潜水方式。水深100mを超える潜水に用いる。
さすがシーマスタープロフェッショナルというだけあって潜水の為のプロ仕様といった感じでしょうか。海とは関係のない生活を送るstepは決して使うことのない贅沢な機能(笑)ですが、10時位置にエスケープバルブが付いているだけで本物って感じがしますし、デザイン的にもこの位置のバルブがカッコよくてとても気に入っています。
まとめ
今回は「オメガ シーマスター300 プロフェッショナル」の紹介をしました。stepのシーマスター300はクウォーツですが、自動巻きのモデルも存在したと思います(値段が結構お高くなった記憶があります)。オメガーのシーマスターはスピードマスターと並んでオメガでは有名なシリーズですし、誰もが知っている有名なブランドですので時計の品質は間違いありません。又、どんな場所でも気持ちよく着けていける時計です。これから何十年と共に歩む相棒としておすすめですので腕時計選びの一つの候補として考えてみるのもいいのではないでしょうか。stepも末永く大切に付き合っていこうと思っています。
電池も無事交換したことだし、またしばらく活躍してくれそうです。
ちなみに最近の「オメガ シーマスター 300」はこんな感じ
YAHOO!ショッピングで「オメガ シーマスター 300」を探す
それでは、今回はこの辺で。最後までお付き合い頂きありがとうございました。腕時計に乾杯!