皆さまいかがお過ごしでしょうか。stepです。今回は購入時に付いてくる「無料電池交換券」を使って電池交換をセイコーに依頼してみましたのでその様子を紹介したいと思います。
まず、「無料電池交換券」とはなんぞやということですが、私の場合は セイコー マリンマスター(SBBN017 キャリパー: 7C46)購入の際に付属してきた券で、初回の電池交換が無料で出来るという非常にありがたい券です。ちなみにその券は取扱説明書の最後のページに付属しています。
実はこれ、意外と気づきにくいのでセイコーのマリーンマスター系(クウォーツタイプ)を持っている人は一度、取扱説明書を探しておくのと、最終ページに「無料電池交換券」が付いているかを確認しておくといいと思います。
取扱説明書
「無料電池交換券」
交換券には「お買い上げ店かセイコーお客様相談窓口へお申し付けください」と書かれていましたので今回はお買い上げ店ではなく、お客様相談窓口の方で申し込みを進めました。と言っても、取り合えず手順がわからないので 「セイコーウオッチ株式会社 お客様相談室」に電話してみました。担当の方は非常に丁寧に説明してくれ、無料電池交換券を使っての手順やオンラインで申し込めるという事も教えて頂きました。
ちなみにマリーンマスターの裏蓋には電池交換時期の目安が刻印してあります。
例えばこんな感じ。赤矢印の先の丸い点が刻印です。2014年の4~6月が交換の目安と読めます。
説明書に刻印の読み方も書いてあります。第2回目以降の電池交換時期は、電池交換の際にセイコーにて上図のようにマークを刻印してお知らせしてくれるそうです。
それと、実際電池が切れる前には秒針が一度に2目盛送るようになりますのでそうなったら、電池交換の時です。
オンライン申し込みでの電池交換の流れを書くとこんな感じです。
オンラインで申し込み(私)→発送キットが送られてくる (セイコー) →発送キットに時計と無料電池交換券を入れて送り返す(私)→送った時計の状態をみて見積(セイコー)→見積の内容を確認して依頼(私)→電池交換や修理作業実施(セイコー)→発送キットで時計を依頼主に発送(セイコー)→中身を確認(私)
やり取りはセイコーのホームページ上(ログインが必要な自分専用の修理管理ページ)で行いますので非常にわかりやすいです。また、見積・進行状況・配送完了等の報告は記入したメールアドレス宛に送られてきますので安心でした。
オンラインで申し込み
という事で早速「セイコーオンライン修理受付」から申し込みをしました。時計の情報や住所・氏名・電話番号・メールアドレス等を入力して申し込み完了。ちなみに依頼内容を記入する所があるのですが、「無料電池交換券」を使って電池交換を希望という事をコメント欄等に入れておかないと通常の電池交換の扱いになってしまいそうなのでしっかり書いたほうがいいです。その辺も事前に 「セイコーウオッチ株式会社 お客様相談室」 に電話して聞いておくと安心出来ますね。
発送キット到着~セイコーへ時計発送
オンラインで電池交換の申し込みをしてから2~3日位でセイコーから発送キットが届きました。
発送キットには手順書が入っていてその通りに時計を梱包するだけなので簡単。又、発送伝票には送り主・送り先も印字されていますのでそれを貼って発送するだけ。非常に親切ですね。
封筒の中身は 手順書/発送箱キット/着払い発送伝票(印字済み)/発送用の袋/未開封確認シール
発送箱キットは圧縮された状態でペラペラですが・・・・
袋を切るとこの通り時計固定用のスポンジが膨らみます。
発送箱キットの中身
手順書に従って時計を梱包して・・・
時計をスポンジで挟んでその上に取扱説明書(無料電池交換券)を入れて・・・
発送用の袋に入れて・・・
未開封確認シールで封をして・・・
伝票を貼って・・・送る準備完了。後は郵便局に行って発送します。
見積(電池交換・その他)
時計を返送してから2日後位に見積のメールが届きました。電池交換に関しては無料電池交換券適用で¥0円。別途提案見積もりでオーバーホールの見積も入ってきました(¥25,400+税)。電池交換の概算引渡し予定は約3週間後と書かれていました。
年数的にオーバーホールもしたいところですが今回は電池交換が目的なので電池交換のみを依頼しました。
電池交換作業
電池交換依頼後はそのまま作業を進めてくれるので完了の連絡を待つだけです。
電池交換作業完了~セイコーより返送
電池交換作業の概算引渡し予定は3週間位と書かれていましたが、私の場合は2週間弱で作業完了のメールが届きました。さらに次の日に返送完了のメールも届きました。
到着
返送完了のメールをもらった次の日に無事に私のもとに届きました。
送った時と同じような感じですね。
中身は封筒と発送箱
封筒の中身は丁寧な案内文と時計の一般的な取り扱い方法(磁気・防水・お手入れ)が書かれた紙が入っていました。
発送箱の中は写真の通り。修理明細書も入っていました。
「無料電池交換券」も使用済みということで切り取られていました。
そして無事に電池交換を終えて戻ってきたマリーンマスターはこちらです。
ケースも綺麗に拭かれています。
うーん。なんかピカピカで気持ちいいですね。
stepのマリーンマスターは2023年までしか電池交換の目安表示がないので次回の刻印はされていませんでした。
まとめ
今回はセイコー マリーンマスターを「無料電池交換券」を使って電池交換をしたので記事にしてみました。
かかった費用は送料含めて0円。又、期間は申し込みから手元に戻ってくるまで約18日間(2週間半位)でした。終始不安なところはなく、節目節目で連絡が来るのでとても安心出来る満足な対応でした。さすが世界のセイコーって感じですかね。
それにしても初回の電池交換が無料ってなかなかいいサービスですよね。もちろん販売価格に初回の電池交換代金はある程度含まれているんでしょうが、実際の電池交換時期(5年後位?)に出費がないというのはホッとしますし、この時計を長く使おうと思いますよね。通常の電池交換だと送料等も含めると6~8千円位はかかるようです。
ということで 長々と私の電池交換の様子を書いてきたわけですが、中にはこの 「無料電池交換券」 の存在を知らない(忘れた)まま電池交換をしてしまう人もいるかも知れませんし、取扱説明書なんてどっかにやっちゃったなんていう人もいるかもしれません。それは凄く勿体ないことなのでマリーンマスター系の時計を所有している人は一度、取扱説明書の最後のページを確認してみて下さい。 又、今後購入予定の人は購入後すぐに確認して大事に保管することをおすすめします。っていうか今購入するマリーンマスターにも「無料電池交換券」が付いてくるのかはわからないんですけど。すいません。
今回の話はあくまで私のマリーンマスターの電池交換の話ですので、個々の時計の状態によっても見積は変わるだろうし、今後セイコーの対応が変わっていくこともあると思いますのでその辺はご了承下さい。
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それでは、今回はこの辺で。皆様の時計選び・時計ライフの何かの参考になったら嬉しいです。最後までお付き合い頂きありがとうございました。腕時計に乾杯!