皆さまいかがお過ごしでしょうか。stepです。
今回はみんな大好きダイソーのミリウォッチのカスタム第2弾です。前回はケースはシルバー系にしたので今回はゴールド系のケースでいきたいと思います。
周りと被らない違った雰囲気の時計が欲しくて作ってみました。
基本的な手順は前回と同じですが、新たにベルトのダメージ加工もしています。どうぞお付き合いください。
準備したもの
○時計本体:ダイソー ミリウォッチ オリーブモデル(500円)
そのままでかっこいいですね。ダイソーの腕時計の中では断トツでおすすめ。
○プラサフ(以前バイクのヘルメットを塗装した時の余りがあったのでっ使った)
○ラッカースプレー:ゴールド色(油性) ダイソーで100円
○耐水ペーパー 320番 ケースの足付けで使用
○耐水ペーパー 150番 ベルトの劣化・使用感を表現する為に使用
○コピックスケッチ E55(Light Camel) 針とインデックスの着色及びケースの錆ヨゴレ表現、ベルトのヨゴレ表現に使用
YAHOO!ショッピングで「コピックスケッチ E55」を探す
○コピックスケッチ W6(Warm Gray No.6) ケースのゴールド塗装を落ち着かせる、及びベルトのヨゴレ表現に使用
○コピックスケッチ T5(Toner Gray No.5) ケースのゴールド塗装を落ち着かせる、及びベルトのヨゴレ表現に使用
○マスキングテープ
○塗装クリップと塗装ベース 100円ショップ(セリア)で購入
塗装クリップと塗装ベースはあるととても便利。
後はカッター、楊枝、綿棒、ティッシュペーパー等々・・・ちょいちょい使ったものがありました
カスタム・改造の手順
第一弾のカスタムと重なる所が多いですが一通り書いていきます。
1.裏蓋を外す。ラグの付け根部分に窪みがあるのでコジアケで開ける。マイナスドライバーとかでも開けられると思います
2.リューズを抜いて中身(ムーブメント)を取り出す
上の画像の赤丸部分を先の尖ったもので押しながらリューズを引くと抜けます
こんな感じでバラしておきます
3.裏蓋を一旦閉める
塗装の為に一旦閉める
4.風防・リューズ・ベルトのマスキング
マスキングは大き目に。リューズの軸には絶対に塗装が付かないようにしっかりマスキングする。
金具部分に塗装をしますので、ベルト部分は塗装が飛び散りそうな所に適当にマスキング。尾錠は外して塗装。
5.ケースの足付け
耐水ペーパー320番でケースをごしごし
塗装の時に中に入らないようにリューズの穴部分に楊枝で蓋をしています
6.プラサフ吹付
仕上げの塗装(ゴールド)の食いつきをよくする為のプラサフを吹きます。
こんな感じでセットしてプラサフを吹きました。一気に吹くのではなく薄く何度かに分けて吹いていきます。必ず試し吹きをしてからケースに吹きましょう
プラサフを吹くと薄いブルーグレーのような色になります。
すみません。プラサフ吹付後の写真を撮り忘れてしまいました。
7.ケースの塗装(ラッカースプレー・ゴールド)
遠目から何度かに分けて薄く吹いて重ねていきます。ダイソーのラッカースプレーは出る量が多く感じました。試し吹きで出る量を確認してからケースに本吹きするといいです。
8.乾燥
完全に乾燥するまで待つ
9.インデックス・針の色付け ついでに電池交換
インデックスと針に塗るのはコピックスケッチのE55(Light Camel)
ヴィンテージ感を出す為にちょっとかすれた感じで塗ってみました
電池が切れていたのでついでに電池交換。交換電池は「SR626SW」
10.ケース等々が完全に乾燥したらマスキングテープを剥がす
なかなかの金ぴか具合・・・
11.ばらした時と逆の手順で組み直す
やっぱり、なかなかの金ぴか具合(笑)
12.ケースのヴィンテージ加工
ケースのゴールドを落ち着いた感じの使用感のあるいぶし金にしていきます
コピックスケッチのT5(Toner Gray No.5)とW6(Warm Gray No.6)をケースに薄く塗ってゴールド感を落ち着かせて、E55(Light Camel)でヨゴレや錆等の使用感を出していきます。
コツとしては塗ったら手でこすってさらに塗り重ねるみたいな感じ・・・。これを何度も繰り返していきます。この辺は個人の感覚で好きにやるのがいいと思います。目立たない所(裏蓋等)でテストしてから塗っていくと、汚し方(笑)の感覚がつかめると思います。
ちなみにコピックスケッチじゃなくでもマジック(マッキー)や100均とかで売っているコピックスケッチに似たようなペンを上手く使えば出来そう。薄く延ばせるようなペンの方が重ねやすくて理想です。まあ、やって見なければわからんですけど。
13.ベルトのヴィンテージ・ダメージ加工
150番の耐水ペーパーで表面やサイドをごしごししてダメージを与えていきます。又、手でベルトを揉むようにぐりぐりやると使用感も出てきます。
150番の耐水ペーパーでサイドをごしごしこするとほつれを作ったりも出来ます。なかなかいい感じ。
ベルトのヨゴレは3種類のコピックスケッチを適当に塗っていきます
時にはライターで焙ってみたりして・・・あまり効果はなかったような気も・・・。
とにかく色々とトライアンドエラーで仕上げていきます。
尾錠付近はこんな感じ
ダメージベルトの完成
14.ベルトを取り付けて完成
フェイス うん、ダメージをあたえすぎたかな(笑)。どうでしょうか。
右サイド
左サイド
裏側
完成と着用
正面
バックル側
ベルトを汚しすぎましたかね。室内だとこんなもんかなと思って作業してましたが、外だと結構目立ちます。その辺はご愛敬で。
まとめ
今回はダイソーの500円腕時計「ミリウォッチ」のカスタム・改造の第2弾でした。
これで、ヴィンテージシルバー風及びヴィンテージゴールド風の2タイプが揃ったので色々と楽しめそうです。又、今回のカスタムはベルトもダメージ加工したのでさらにオールド感というかボロボロ感(笑)が強い時計になりました。
左:第一弾(シルバー系カスタム) 右:第2弾(ゴールド系カスタム)
既存のままで十分かっこいいミリウォッチですが、自分だけの特別なミリウォッチを作ってみるのもとても楽しいですよ。値段が値段なので躊躇することなくガンガン攻めたカスタムを試せるのもこの時計の魅力だと思います。
カスタムの出来には賛否両論あると思いますが、もし興味がある方は試してみてはいかがでしょうか。
既存(ノーマル仕様)で楽しい、カスタムして楽しい、着けて楽しい、500円で3度も楽しめるなんて最高の時計です。ダイソーさんありがとう。
それでは、今回はこの辺で。皆様の時計選び・時計ライフの何かの参考になったら嬉しいです。最後までお付き合い頂きありがとうございました。腕時計に乾杯!