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シンプルなレザーブレスを自作する(レザークラフト)。

レザーブレスレット
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皆さまいかがお過ごしでしょうか。stepです。今回はシンプルなレザーブレス(革製ブレスレット)を自作したので紹介したいと思います。出来るだけ造りもデザインもシンプルで、腕時計と重ね着け出来るようなものにしました。腕元にもう少しボリュームが欲しい時やいつもとちょっと違うアクセントが欲しい時に着けると結構良かったりします。

自作レザーブレスレット 黒 装着イメージ

以前紹介したチプカシカスタムと自作黒レザーブレス。

自作レザーブレスレット 茶 装着イメージ

こちらはチプカシカスタムと自作茶レザーブレス。

自作レザーブレスレット 2本 装着イメージ

2本同時に着けてみました。どうでしょうか。

準備したもの

○レザー 今回使用したレザー :ちょっと光沢があるもの(厚約4mm) :マットな感じ(厚約3mm)です

自作レザーブレスレット レザー

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○バンドネジ(ベルトネジ・ねじ込み式留め金具)

自作レザーブレスレット バンドネジ

黒ブレスにはシルバー、茶ブレスにはゴールドのバンドネジを用意しました。

ネジ式はしっかり締めれば日常使用で誤って外れてしまうことが極めて低いと思いますのでお気に入りの金具です。

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○道具【カッター・マット・銀ペン・トコノール・針・糸(ロウビキ済)・菱目打ち・ポンチ・ホビーバイス・コバ磨き棒・半田こて等)】。出来ればレザークラフト専用品を用意すると作業がしやすいのは、トコノール・針・糸・ 菱目打ちですかね。ちなみにポンチは100円ショップでも買えると思います。

※レザークラフト道具一式がセットになったものも販売されていますのでまとめて欲しい方は・・・

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制作手順

① 手首の採寸。紐やメジャーを手首に巻きつけてブレスの長さを決める(バンドネジの中心から中心の長さ)

② 採寸した紐を使って、 レザーにブレス長さを写す。ブレス幅はお好みで。stepの場合は黒は幅6mm、茶は幅8mmで作りました。ブレスの両脇はバンドネジ(留め金具)より一回り大きい円を書く。先のとがったものでレザーに線を書いてもいいし、銀ペン( レザーに線が書けるペン )という便利なものもあります。

※今回は簡単な型なので型紙は作らず、直接レザーに書きました。

自作レザーブレスレット 型

③ ステッチを入れる場合は革からブレスを切り出す前に菱目打ちで縫い穴を開け、ステッチを予め縫っておく。(ブレスは細いので革から切り離してしまうと何かと作業がしずらいので)今回は黒ブレスには黒のステッチ、茶ブレスには焦げ茶のステッチにしました。

自作レザーブレスレット バイス

ホビーバイスで固定すると縫いやすい。

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④ ブレスをレザーから切り出す。カッター等で切り出す時にレザーが厚い場合は断面が斜めにならないように垂直を意識して切る。又、一度で切ろうとしないで何度も少しずつ切る方がいいです。両脇の円の部分はカッターでは切りにくい場合はハサミで切ってから後で形を整えればOKです。多少いびつになってもブレスが完成してしまうとあまり気にならないと思います。

自作レザーブレスレット レザー切り出し

⑤ トコノール及びコバ磨き棒で床面やコバを磨く。トコノールがない場合は、水をつけて木の棒で磨くだけでもだいぶ良くなります。 又、半田ごてでコバを焼くと、いかにも切りっぱなしという感じがなくなりビンテージ感がでます。(もっと手をかけてもいいという場合はコバに蝋を塗ってコテで溶かしこんだ後、磨くと強度も出るしピカピカになってgoodです)

自作レザーブレスレット 磨き道具

トコノールとコバ磨き棒と半田ごて。コバ磨き棒は100円ショップで購入したツボ押し棒を代用して使っています(笑)。

自作レザーブレスレット トコノール

トコノールを塗って磨き棒で床面を仕上げているところ。

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⑥ ブレス両脇の円の部分にポンチでバンドネジの穴を開ける。あまり大きく開け過ぎるとブレスを装着する時にネジが落ちたりして着けづらいので、ネジの受け側の金具は革に取り付けた時に落ちないぐらいのちょっとキツい感じの方がいいです。接着しちゃってもいいかもしれません。

自作レザーブレスレット バンドネジ固定

逆さにしても落ちないぐらいのキツさの方がブレスの取り外しの際の上ネジの締め込みがしやすい。

自作レザーブレスレット ポンチ

ポンチ穴は大きくなり過ぎないようにバンドネジのサイズを確認しながら開ける。

自作レザーブレスレット ポンチ穴とバンドネジ

7.バンドネジを取り付けて完成。

自作レザーブレスレット 茶  完成1

いきなり使い古し感がでてますね(笑)。

自作レザーブレスレット 茶  完成2

多少アレですが、満足。満足。

装着してみて

今回は2色のブレスを紹介しましたが、黒いブレスの方は以前作ったものです。黒を作ってなかなか使い勝手が良かったので今回は色違いの茶を作りました。とにかくシンプルなものをと思って作ったので、ステッチも同系色で入れています。装着感はレザーですので肌との馴染みもいいですし、重さも全く気になりません。いつも気に入って使っている留め具(バンドネジ)はネジ式ですのでしっかり締めておけば着用中に袖に引っ掛かったり、ぶつけたりしてもブレスが腕から取れることもないと思いますのでおすすめです(ブレス装着の際に上ネジをなくさないようにとか多少の慣れは必要ですが)。2本とも腕時計とも合わせやすいので満足しています。

自作レザーブレスレット 黒と茶  完成

レザーの厚さは黒いブレスの方が4mmですが、このくらいあった方がしっかりしてて良いかなと思いました。黒と茶はわずか1mmの違いですが、完成したものを比べると結構違いがわかりますね。

自作レザーブレスレット 黒と茶  厚さ比較

(左:黒レザー4mm 右:茶レザー3mm)

自作レザーブレスレット 茶  完成3

全体

自作レザーブレスレット 裏側 バンドネジ

裏側より

まとめ

今回は「シンプルなレザーブレスを自作する」ということでしたがいかがだったでしょうか。stepは「チプカシ+ブレス」や「TIMEX+ブレス」なんていう着け方をよくしています。シンプルな腕時計には相性バッチリです。シルバー系のブレスも好きですが、やっぱりレザーはいいなあと今回作ってみてあらためて思いました。定番の2色を作りましたが、今度はステッチの色・レザーの色や素材もガラッと変えたものも作ってみたいなと思っています。ブレスは腕時計のお供に一つあっても何かと重宝するのでもし興味があれば作ってみるのもいいのではないでしょうか。

自作レザーブレスレット 黒茶 装着イメージ

それでは、最後までお付き合い頂きありがとうございました。腕時計に乾杯!