どうも。stepです。今回はダイソーの300円腕時計「ブループラネット」をカスタム・改造しましたのでその方法や内容を紹介したいと思います。
カスタムする時計はあのチプカシの人気モデルと良く似たいで立ちで、ベルトもメタル。それが何とお値段300円!機能はだいたいチプカシと一緒です。ただ、造りはカシオさんと比べると荒っぽいと言いますか、だいぶクオリティが下がります。(特にステンレスベルトがカシャカシャしていてstep的には好みではありませんので最終的にはレザーのベルトにします)。値段が値段なので当然文句は言えませんし、むしろ上等とも言えます。文字盤もシンプルな時計なので見た目はとてもいいのですが。
そのまま着用してもいいのですが、stepはチプカシも持っているし、オールドカシオのデジタルもありますので、このままではあまり着ける出番はなさそうです。そこで、大きくイメチェンして他とは違う特別なブループラネットにしようと思い今回のカスタムをしてみました。たとえ300円の時計でも失敗はしたくないのでどんな感じにするかをまじめに考えました。
ブループラネット カスタムのイメージは
今回のカスタムの目標は「レザーを使って高級感とちょっとクラシカルな雰囲気をだしながら、大幅なイメチェン」です。実際行ったカスタムは以下の2点です。
・風防にグリーンレザー(本革)の貼り付け
・ステンレスのベルトをレザータイプに付け替え
使ったもの
準備(道具や使用したもの)
●レザー はぎれ
● 精密ドライバー
● ピンセット
● はさみ
● カッター
● 精密なカッター(stepはfeatherというメーカーの「超薄刃精密ナイフ」というのを使用してます)
● カッターマット
● マスキングテープ
● 除光液・ベンジン(拭きとりや掃除の為)
ブループラネット カスタム手順
1. ケースの裏ぶたの4本のビスをはずす。
2. モジュールを慎重に取りだす(ボタン電池の押さえのような所を軽く持つと取りだしやすい)。
3. ケースをしっかり両手で持ち、風防を親指で押しながらゆっくりゆっくり剥がしていきます。
4. 風防の裏側から残したい部分にマスキングする。今回はロゴと時刻表示の枠線を残します。
5. 風防の裏側の黒い塗装をティッシュや布を使って除光液等つけてこすり落とす。
6. マスキングをゆっくり丁寧に剥がす。(剥がしたマスキングテープは後で使うので捨てない)
7. レザーに風防をあて、カットする大きさを決める。
8. 先ほど剥がしたマスキングテープをデジタル表示部の切り抜きのガイドテープとして位置を調整しながら貼り付ける。
9. カッター・ハサミを使ってレザーをカット。
10. レザーををなるべく薄くする為に裏側をカッターの刃ですき取る。
11. 切り口をマジックで塗る
12. 風防・レザー・ケースを接着剤及び両面テープを使って貼りつける。
13. 分解した逆の手順で組み上げる。モジュールを入れる際にボタンが引っ掛かりやすいのでボタンを引き出した状態でモジュールをゆっくり入れる。
14. ボタンが正常に動作するかの確認及び、風防がしっかり貼りついているかを良く確認する。
15. ステンレスベルトを外し、レザーベルトに付け替える。
16. 完成
手順としては以上です。
ダイソー300円腕時計をカスタムしてみて
さて、今回はブループラネットのカスタム・改造を紹介しましたがいかがだったでしょうか?、 まあ、この時計はそのまま使用しても十分な時計ですが、目標であった大きくイメチェンという意味ではstepは結構気に入っています。特にグリーンのレザーが新鮮でいい感じに仕上がったように思います。どうでしょうか。レザーのベルトについては手持ちの古いものなので、ある意味クラシカルな雰囲気が出ています(笑)。それに何といっても世界に一つのブループラネットに愛着が湧きますな。一つ心配なのはダイソー腕時計の耐久性ですかね。壊れないで長持ちしてくれることを期待します。それを考えると、今までにダイソー腕時計やチプカシも含めて色々カスタム・改造をしてますが、改めてチプカシのコストパフォーマンスの高さを実感しました。実売価格1,000円前後であの性能・質感・耐久性の高さは本当に素晴らしい。カスタム後も安心して使えます。さすが世界のカシオです。とはいえカスタム・改造は自己責任で。
それでは、最後までお付き合い頂きありがとうございました。また次回。腕時計に乾杯!