皆さまいかがお過ごしでしょうか。stepです。今回は「セイコー スピリット SBPP005 クロノグラフ 7T62-0JG0 」の紹介をしたいと思います。
この時計はセイコーのスピリットというシリーズからパワーデザインプロジェクトによって開発・デザインされて発表されたモデルです。 「セイコーパワーデザインプロジェクト」とは2002年にセイコーウォッチ株式会社が主催してスタートした活動で、プロダクトデザイナーの深澤直人氏をディレクターとして迎え、セイコーに所属するデザイナーが参加するワークショップです。セイコーのデザイナーで編成されるチームが毎年設定するテーマに沿って、約8ヵ月にわたってそのテーマに取り組みます。経験、アイデア、これからの時代を見つめ、 今までにさまざまな時計のデザインを提案し続けています。この時計のテーマは「スタンダード」。
stepがSBPP005を購入したのが2008年だったと思いまが、一目で気に入ったのを今でも覚えています。それから10年と少しの間お気に入りローテーションの一つとしてずっと活躍しています。そんな時計が最近電池が切れた(今までに何度か電池交換はしています)のでまずは電池交換から。
バックル部分のピンをはずして裏ぶたを開けて
電池は「SR927W」です。汚れてますね。
掃除して、パッキンにシリコングリスを塗って裏ぶたを閉める。ちなみにstepはこのグリスをいつも使っています(SEIKO TSF-451)。一つあればだいぶ長い間使えます。
YAHOO!ショッピングで「SEIKO シリコングリス」を探す
無事完了。しっかり動き始めました。
使用感・思うこと
まずは、デザインはさすが深澤直人氏とセイコーの優秀なデザイナーの仕事です。テーマのスタンダードに沿ってシンプルで当たり前だからこそ価値ある形。そして力強いインデックスと独特なスモールセコンドの配置に新しさとデザイナーの主張を感じます。漆黒の文字盤に白のアラビア数字と針。デザインの美しさと共に視認性は抜群です。一目で気に入ったと書きましたが、当時の私のツボでした。サイズは41mmと大きめですが、ケース・ベルト共に黒なので見た目の大きさはそんなに感じませんので時計自体が目立ち過ぎることもなくどんな服装にもコーディネートしやすいです。質感は硬質コーティングのケースとベルトということもあり高級感があり、着用した時のズッシリ感が所有欲を満たしてくれます。又、ベルトのコマが細かいのでしなやかで手首にフィットしてくれます。
針はストップウォッチの秒針、左部のメーターは時刻の秒針、上部のメーターはストップウォッチの分針、下部メーターはアラーム
完成度が高く特に不満な所はありません。
雰囲気の似たスウォッチのクロノグラフ(たぶん1994年製)とツーショット。 スウォッチの方はとにかく軽いしアナログクロノグラフで小型なのがお気に入り。
スペック
【駆動】電池式クォーツ ・ キャリパー: 7T62・電池寿命約3年
【ケース】径:約41mm(リューズ除く)厚さ:約10mm 硬質コーティングケース スクリューバック
【重さ】約135g
【風防】 サファイヤガラス
【防水】10BAR
【ベルト】ラグ幅22mm 硬質コーティングメタル プッシュバックル
【その他機能】デイト表示・ストップウォッチ(60分計)・アラーム
フェイス
右サイド
左サイド
「SEIKO」の文字とプッシュ式バックル
まとめ
今回は「セイコー スピリット SBPP005 クロノグラフ 7T62-0JG0 」の紹介をしましたがいかがだったでしょうか。この時計にはアナログタイプだと意外と珍しいアラーム機能が搭載されています。実際設定して音が鳴ると 「 キィーン ・キィーン・ キィーン 」となかなか心地良い音で知らせてくれます。音も控えめです。まあ、あまり使用することはないのですが(笑)。 SBPP005の他にも「セイコー パワーデザインプロジェクト」で生まれた素敵な時計が色々発売されてきましたので調べてみると楽しいですよ。
どうでしょうか。
プッシュ式バックル
結構使い込んでいるのでキズが沢山ありますが、これも思い出の一つ。これからも大事に使っていきたいと思います。
それでは、今回も最後までお付き合い頂きありがとうございました。腕時計に乾杯!