皆さまいかがお過ごしでしょうか。stepです。
今回は「セイコー ロードマーベル」を紹介したいと思います。
この時計は祖父が使っていたものなのでとても大事にしています。
「セイコー ロードマーベル」は1958年（昭和33年）に誕生し、当時はセイコーの最上位機種に位置していました。
ロードマーベルの前モデルにマーベル（1956年に誕生）が開発されましたが、そのマーベルは従来の製品とは比べ物にならないほど精度も向上しました。そのマーベルをベースにより高級さを求めて開発されたのが「ロードマーベル」でした。精度のよいムーブメントを搭載し、大型のインデックスと大型の針で視認性も非常に優れていました。まさにロードマーベルは最上位機種・頂点仕様といったものだったようです。ラインナップはオールステンレスモデル、金張りモデル、K18金無垢モデルがありました。
その後、1959年にさらに高い精度を誇る「セイコークラウン」が発売されます。そしてそして、その翌年の1960年にはご存じの方も多いと思いますが「グランドセイコー」が発売されました。
こうしてみると最上位機種が毎年移り変わっていった感じなんですね。ということで、ロードマーベルは当時の最上位機種といっても意外と短命でした。ただ、最上位機種からは離れましたが、その後も国産で初の10振動/秒（36000振動／時）のハイビートモデルに進化しながら、しばらく（1978年頃まで）生産され続け、最後まで高精度で優秀な時計には変わりありませんでした。
仕様
【駆動】機械式（手巻き）23石
【ケース】約：横 35mm(リューズ 除く)縦：42mm(ラグ部含む) 厚:11ｍｍ(風防含む） /金張ケース
【重さ】約34ｇ （ベルト含む）
【ベルト】ラグ幅：18mm
【防水】–
【風防】プラスチック ドーム風防
【主な機能】 時刻表示 3針 センターセコンド
フェイス 文字盤の「Seiko Load Marvel」のロゴは彫り込みになっています。
裏側 上下ともにテーパーがかかっているケースで、「ハマグリケース」なんて呼ばれています。薄いケースに対して時計を大きく見せる効果があるそうです。
右サイド
左サイド
プラスチックのドーム風防は大好きです。なんか温かみがあっていいですよね。傷ついても自分で磨けるし。
YAHOO!ショッピングで「セイコー ロードマーベル」を探す
使用感
サイズも当時は大型と言われていますが、現代ではケース径35mmは非常に使いやすく、腕への納まりがいいというか、色んな意味で丁度いいサイズだと思います。この年代の時計は当然重量も軽いので着け心地もとてもいいです。
古い時計ですが現在でも実用範囲内の日差で元気に動いてくれています。ただ、古い機械式手巻き時計ですので、水濡れ・汗・衝撃には注意して使っています。
革のベルトが良く似合う時計ですので、秋・冬・春初期の気分のいい日に着ける感じですかね。夏場は着けません。
まとめ
今回は「セイコー ロードマーベル」の紹介でした。
祖父の時計という事もあって思い入れもあるので、今後もしっかりメンテ（オーバーホール等）して末永く使っていきたいと思います。
stepは時計のコレクターとかではないので、時計は使ってなんぼだと思っています。それに、そんな自慢できるような時計も持ってないですし（笑）。古くても、新しくてもどんどん使っていきますよ。ってこれ何の話してたんだっけ？そうそうメンテをしっかり、末永くという事でした（笑）。
YAHOO!ショッピングで「セイコー ロードマーベル」を探す
それでは、今回はこの辺で。皆様の時計選び・時計ライフの何かの参考になったら嬉しいです。最後までお付き合い頂きありがとうございました。腕時計に乾杯!
