皆さまいかがお過ごしでしょうか。stepです。
今回は「ヘルブロス (HELBROS) INVINCIBLE」の紹介をしたいと思います。
ヘルブロス (HELBROS)は1913年にドイツで創業したメーカーで創業者のHelbein Brothersから名前を取ってHELBROSになったそうです。ただ、調べていると創業地はドイツと書かれていたり、アメリカと書かれていたり色々なので実際はどっちかはわかりませんでした。また、長い歴史の中で何度か国籍が変わった経歴があるメーカーだそうです。
ちなみにstepの時計は文字盤の下部(6の下)に「FRANCE」の文字が・・・。
ムーブメントにも「FRANCE」。何度か国籍が変わったメーカーと書きましたが、その中にフランス時代もあったのでしょうか?
ムーブメントは7石。
この時計はケース径が32mm。個人的に大好きなサイズです。手首が細めのstepとしてはまずそこで惹かれ、さらに「分と秒」のインデックスが「時」のインデックスの内側にあるデザインが気に入って購入しました。それとちょっとミリタリーな雰囲気も感じませんか?(私だけ?)
ヘルブロスの「REKACY」とかこの「INVINCIBLE」は当時の高級ラインとして販売されていたようです。まあ、見た感じとさわった感じではそんなに高級には思えないけど(笑)。
製造されたのは1950年代(たぶん)。ヴィンテージ時計のくくりですかね。
メーカー自体は日本ではあまり馴染みがないそうで、stepもこの時計に出会うまでヘルブロスというメーカーを知りませんでした。
仕様
【駆動】機械式(手巻き)7石
【ケース】約:横 32mm(リューズ 除く)縦:40mm(ラグ部含む) 厚:9.8mm(風防含む)
【重さ】約32g (ベルト含む)
【ベルト】ラグ幅:16mm
【防水】– 裏蓋に「WATERPROOF」の文字あり オリジナルの裏蓋かは不明
【風防】プラスチック ドーム風防
【主な機能】 時刻表示 3針
フェイス
サイド
裏蓋(オリジナルかは不明)
やっぱりプラスチックドーム風防は雰囲気があっていいですね~。
まとめ
今回は「ヘルブロス (HELBROS) INVINCIBLE」の紹介をしました。
現在でも日常使用に問題のない精度で元気に動いています。長袖の時期になるとこういう小振りで軽い時計がとても着けやすいですよね。また、革ベルトの出動回数もふえますのでベルト交換の楽しみも・・・。最近よく着けてます。
古い時計ってメンテナンスや取扱いには気を使いますが、やっぱり昔の温かさや柔らかさ、独特の雰囲気があっていいもんですよね。
又、ヴィンテージやアンティーク時計と言っても色々なメーカーがありますし、値段も状態も様々です。stepはマニアとかではないのでもっぱらデザインが気に入った低価格ヴィンテージばっかりですけど(笑)。
古い時計を購入する時はその時計の状態がしっかり書かれている(良い所も悪い所も)ものを購入することをおすすめします(外観の劣化具合・オーバーホール歴・日差(平置き・姿勢差・着用時など)。
もし興味があったら自分にあった一本を探してみて下さい。ゼンマイを手で巻きあげる時間もいいもんですよ。
それでは、今回はこの辺で。皆様の時計選び・時計ライフの何かの参考になったら嬉しいです。最後までお付き合い頂きありがとうございました。腕時計に乾杯!