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スミス アストラル(SMITHS ASTRAL) 英国育ちのお洒落な時計。

スミス アストラル
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皆さまいかがお過ごしでしょうか。stepです。今回は「スミス アストラル」の紹介をしたいと思います。

スミスは英国(イギリス)の純国産の時計メーカーです。創業は1851年。サミュエル・スミスがロンドンに時計店を開いたのが始まりだそうです。

その後、スミスは時計(懐中時計・腕時計)の他にも自動車等の計器類の製造もしていました。英国車好きの方には計器類の方が馴染みが深いかもしれませんね。ただ、残念なことに今はなきメーカーです。

スミス アストラル(smiths astral) 着用イメージ

スミスの時計

スミスの代表的なシリーズを紹介しますと、

デラックス・・・1952年に登場。ベストセラーモデル。一番有名かもしれません。沢山のデザインバリエーション(ケース・文字盤・針・材質等)が存在するのでネットで調べてると結構楽しい。

インペリアル・・・1958年に登場。スミス社の最上位機種。19石のムーブメントも専用設計で、当時はスイス製のキャリパーを脅かすほどの性能だったそうです。

アストラル・・・1959年に登場。シンプルでモダンなデザインが特徴。アストラルもデザインバリエーションが多い。アストラルという名前は元々は19世紀に「H.ウィリアムソン社」が使っていたブランド名で、その後スミス社に吸収されることになりますが、アストラルという名はそのまま引き継がれたそうです。ちなみにアルトラルを辞書で引いてみると「星の」「星のような」「星からの」「星の世界の」といった意味が記載されていました。

エベレスト・・・1960年代前半頃。その名の如く、エベレスト登頂を記念して発表されたモデル。ちなみにエベレスト登頂した際に着けられていたのはデラックス。そのデラックスを超える最上位機種としてリリースされたものがエベレスト。生産数も少なく希少。

とまあ、こんな感じになりますが、今回紹介しているのはこの中の「スミス アストラル」です。

基本的にどのシリーズもデザインのバリエーションは多めで、ケースも金無垢やステンレス、文字盤・インデックスも色々、スモセコ・センターセコンドもあります。なので好みの一本がきっと見つかると思います。ただ、どれも1950~1960年代の古い時計なので、状態や使用環境及び今後のメンテ(オーバーホール・修理)をよく考えて購入した方がよさそうです。

スミス アストラル(smiths astral) 着用イメージ2

スミス アストラル 仕様

【駆動】機械式(手巻き)15石

【ケース】ステンレス 約:径32mm(リューズ 除く)×厚9.7mm (風防含む)

【ベルト】 ラグ幅:16mm

【重さ】約31g

【防水】 –

【風防】 ドーム型プラスチック風防

【主な機能】 時刻 スモールセコンド

スミス アストラル(smiths astral) フェイス

フェイス

スミス アストラル(smiths astral) フェイス 「MADE IN ENGLAND」

文字盤下部に「MADE IN ENGLAND」としっかり刻まれています。

スミス アストラル(smiths astral) 裏側

裏側

スミス アストラル(smiths astral) 右サイド

右サイド

スミス アストラル(smiths astral) 左サイド

左サイド

ケースに外側からバネ棒穴が貫通しているのでベルト交換がしやすいです。ベルトをしょっちゅう交換するstepとしては嬉しい。

使用感・おもうこと

アストラルを気に入った理由としてはデザインはもちろんなのですが、このサイズ感です。標準からすると少し細めの私の腕には理想的なサイズ32mmです(勝手に自分で思っているだけですけどww)。

スミス アストラル(smiths astral) 着用イメージ3

最近は小型の時計を着ける事が多くて、改めてこのサイズ感はいいなあと実感しています。腕への納まりが良いのももちろん、袖の引っ掛かりもないし、軽いし、いいことばかり。ただ、アストラルで一つ気になる点を挙げるとするとラグ幅が16mmの所ですかね。16mmのベルトって男性の場合、現代の感覚だとちょっと細いかなと思います。まあ、ケースが32mmですのでこの位が当時はバランスが良かったのでしょうが、ラグ幅が18mmあればより良かったかなあと思います。

という事でラグ幅は16mmの所、stepは18mmのレザーベルト無理やり付けています(笑)。といっても、レザーで2mm程度の違いなら付けた感じもそんなにおかしくないし、サイドがちょっと潰れる程度で意外と無加工で付けられたりするもんです。もしキツイ場合はベルトのサイドをちょっと削ればいいだけですし。強引ですいませんw。

スミス アストラル(smiths astral) 着用イメージ5

デザインは基本的にシンプルです。ゴールドのケースに多少焼けたベージュの文字盤にブルースチール針。そして、個人的に大好きなスモセコもポイント高いですね。さらにヴィンテージ感を後押しするプラスチックドーム風防。これね、私の好きな要素がアストラルには詰まっているんですよ。

スミス アストラル(smiths astral) プラスチックドーム風防

プラスチックドーム風防

また、ブルースチール針が光の当たり具合で色んな表情を見せてくれるのも気に入っています。

スミス アストラル(smiths astral) 着用イメージ6

スミスの時計って控えめで気品があるし、どこに着けていってもイヤミにならないのはさすが英国製って感じですよね。どのモデルもそれぞれ魅力的です。

そういえば以前、駐車場で隣に止まった英国車のローバーミニクーパー(オールドミニ)から降りてきた紳士が腕にスミスの時計を着けていたのがとても素敵でした。すぐ腕時計を見てしまう(笑)。

スミス アストラル(smiths astral) 着用イメージ7

まとめ

今回は「スミス アストラル(SMITHS ASTRAL)」の紹介をしました。古い時計ですので取り扱いには多少気を使いますが、とても雰囲気のある時計です。

スーツやジャケットスタイルから、デニム・チノパン・Tシャツ等のカジュアルなスタイルまで何でも似合うんじゃないかなと思います。又、ケースサイズも小振りなので男女問わず着けられると思います。英国製の時計ってあまり馴染みのない人もいると思いますが、英国車乗りや周りとはちょっと違う時計を探している人にはおすすめです。

スミス アストラル(smiths astral) フェイス リザード

今はスミスというブランドはないですが、中古の時計はアンティークショップでも購入できるし、スミスを専門に取り扱う店なんかもありますのでもし気に入ったら調べてみて下さい(「スミス 時計」でネットで調べると色々と出てきます)。もちろんオークションやフリマサイトでも出品されているのを見かけますので、状態が良いものが上手く見つかればリーズナブルな価格で手に入りますので検討してもいいかもしれません。ただ、古い時計なので実店舗やネットショップで購入したほうが安心ですが。この辺は難しい所ですね。stepも価格が魅力でオークションやフリマサイトで購入することもしょっちゅうです(笑)。上手くいくときもあればそうじゃない時も・・・。

スミス アストラル(smiths astral) 着用イメージ8

それでは、今回はこの辺で。皆様の時計選び・時計ライフの何かの参考になったら嬉しいです。最後までお付き合い頂きありがとうございました。腕時計に乾杯!