皆さまいかがお過ごしでしょうか。stepです。
今回は「シチズン ジュニア(Citizen junior) 手巻き時計」の紹介をしたいと思います。
この時計はタータンチェック柄に一目ぼれして購入したものです。
シチズン ジュニアは当時(1950~60年代)若い世代をターゲットに販売されたシリーズで、通常のシンプルなモデルや「絵や柄」が文字盤にプリントされたちょっとPOPなモデル、その他盲人時計やワールドタイムなどの特殊なものまでラインナップされいました。又、石数も9石・11石・15石・17石等がありました。
stepのモデルは17石で、中央にタータンチェック柄がプリントされています。ケースは20MICRONSのC.G.P(金メッキ)で、針及びバーインデックスも金色です。
どうでしょうか。シンプルな中にもチェック柄があしらわれており、とても温かみのある時計だと思いませんか。
ちなみにタータンチェック柄の上部に「Citizen junior」のロゴがあるのですが、今は劣化で見えなくなっています。光に当てて斜めからのぞき込むとわずかに見えます(笑)。
仕様
【駆動】機械式(手巻き)17石
【ケース】約:横 34mm(リューズ 除く)縦:42mm(ラグ部含む) 厚:10mm(風防含む)
【重さ】約34g (ベルト含む)
【ベルト】ラグ幅:18mm
【防水】–
【風防】プラスチック ドーム風防
【主な機能】 時刻表示 3針 センターセコンド
フェイス
裏蓋 「20MICRONS C.G.P」の記載があります
右サイド ケースにバネ棒の穴が貫通しているとベルト交換が楽なので、しょっちゅうベルトを交換して楽しんでいるstepには嬉しい仕様。
左サイド
風防はプラスチックドーム風防。 古い時計はやっぱりドーム風防がいいですね。柔らかい感じがgood。
タータンチェック
寒い時期に似合うと言えばタータンチェック。タータンチェックが生まれたのは「スコットランド」です。
タータンチェックとは色々な色に染めたウールの糸をチェック(格子)に織っていく柄で、日本ではよく「タータンチェック」と呼ばれていますが、外国では「タータン」と呼ばれているそうです。
一言でタータンチェックと言っても色々と種類があるようで
〇ファッションタータン(主にファッションで使われるもの)
〇クランタータン(スコットランドの由緒ある氏族(クラン)が用いてきたもの)
〇メモリアルタータン(記念日・追悼などに使われるもの)
〇ミリタリータータン(軍隊が用いてきたもの)
〇ロイヤルタータン(王族が用いてきたもの)
等々・・・。
又、正式なタータンはスコットランドの登記局「スコットランド・タータン登記所」で登録され管理されています。このようなことからタータンという柄はとても厳格であり伝統的な柄であることがわかりますよね。
なので本場スコットランドにタータンチェックを身に着けていく場合は、柄の意味をよく理解していないとスコットランド人の気分を害する可能性がありますので注意が必要です。
まとめ
今回は「シチズン ジュニア(citizen junior) タータンチェック柄」の紹介でした。
かれこれ50~60年前の時計ですが、今でも実用範囲内で元気に時を刻んでいます。
stepはこの時計を秋・冬限定で着けているので出番はそんなに多くはないですが、一風変った時計でお気に入りの一本です(っていうか持ってる時計全部お気に入りなのですが 笑)。
古い時計なので取扱いや定期的なメンテは必要ですが、今の時計にはない雰囲気がありますよね。もし興味がある方は探してみて下さい。文字盤に特徴のあるモデルが多いようです。
う~ん、「シチズン ジュニア」楽しい!
それでは、今回はこの辺で。皆様の時計選び・時計ライフの何かの参考になったら嬉しいです。最後までお付き合い頂きありがとうございました。腕時計に乾杯!